害虫別駆除方法
害虫の駆除を効率よく行うためには、害虫に合わせた方法を取ることが必要になります。たとえば、アリなど集団で侵入してくるものに対しては、家の中のアリだけを駆除しても結局別のところから侵入してくるなどの繰り返しになるので、巣ごと駆除することが必要になります。また、ゴキブリなどには毒餌タイプの駆除剤が効果的ですが、ネズミなどの場合にはどこかわからないところで死んでしまうと死体が処理できず、そこから別の害虫がわいたりもするので、追い払ってしまうか、罠のようなタイプの駆除剤を使って確実に駆除することが大切です。また、ハチやヘビなどの中には毒を持つものもあって攻撃されると危険な場合もあるので、安全に駆除できる方法を調べて駆除するか、業者などに頼むのもいいでしょう。本当に危険な毒を持つものなどは、自治体に連絡すれば駆除してもらえる場合もあります。駆除する際に使う殺虫剤などは、できるだけ駆除する対象に合わせたものを使うのが効果的です。アリならばアリで、できればどの種類のアリなのかまで特定し、そのアリが対象となっている殺虫剤を使うのがベストです。もちろん害虫全般に効く殺虫剤でも効果がないわけではないのですが、やはり汎用性が高い分それぞれの害虫に対する効果は薄くなってしまいます。こうした害虫全般に効くスプレーなどに加えて、よくでる害虫がいるのならば、それに特化した殺虫剤も備えておけば安心でしょう。アリが家の中で行列を作っていたり、ハチが軒下に巣を作りかけているという場合には殺虫剤を買いに行ってから駆除しても大丈夫でしょうが、ゴキブリやムカデが室内に出たという時にはもはや買いに行っている暇などありませから、こうした害虫向けの殺虫剤は普段から常備しておくことをおすすめします。このように、害虫駆除の効果を上げるためには、その虫の生態や習性を理解し、それに合わせた方法で駆除するようにしましょう。
