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ネズミ

虫ではありませんが、ネズミも住居に入り込まれると困る動物として駆除の対象になります。不快なだけではなく、病原体の媒介を行うなど衛生的にも問題があるたるのがその原因。ダニが寄生していることも多く、ダニを連れ込む存在としても困ったものです。ネズミというと、小さなハツカネズミをイメージすることが多いのですが、住居で問題になるネズミの多くはドブネズミかクマネズミです。下水溝などに生息して床下などからやってくるドブネズミに対して、身軽なクマネズミは天井裏を走り回ったり雨どいを伝って上り下りしたりしますが、どちらも尻尾を除いた体調が20cm前後もある大きなネズミです。さらに20cm前後の尻尾があり、一般的にイメージされる小さなネズミとは様子が違うかもしれません。大きいだけに被害も大きく、食べ残しなどを食べるのはもちろん、ビニールの容器などは簡単に食い破ってしまいますし、最近では電源ケーブルなどをネズミがかじってショートさせるトラブルも多くなっています。駆除するための薬剤などもさまざまなものが販売されていますので、いろいろ試してみましょう。ゴキブリ駆除のように毒餌を置く方法も一般的ですがこのデメリットは死骸が見つけづらいことです。ネズミも死期が近づくと光を求めて外へ出ていくと言われていますが、中には屋内で死んでしまうこともあります。小さな虫と違って、ネズミの死骸は放置していると悪臭がしたり虫がわいたりする原因になりますので、できる限り回収することが必要です。そのためには、ゴキブリホイホイのようなトラップ式のネズミ取りを置くのも良い方法です。また、ネズミに住みつかれないための家づくりとして、食料となるものを放置しないことも大切。料理の後はすぐにキッチンを片づけ、食事が終わったら速やかに食器を洗い、食べこぼしは掃除する。食料となるものがなければネズミは住み着くことはありません。ネズミは用心深く賢い動物なので、駆除するには工夫と忍耐が必要です。いろいろ試してもなかなか駆除でいないという場合には専門業者に依頼するのもいいでしょう。

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