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カメムシ

カメムシは、噛んだり刺したりとして健康被害を及ぼすわけではありませんが、危険を感じると悪臭を発する習性があるために嫌われる害虫です。体長5mmほどの小さな虫でありながら、その悪臭は強烈で、「何か臭いにおいがする」と室内を探し回ったら小さなカメムシ1匹の臭いだったということは珍しくありません。カメムシにはかなりの数の種類があって、見た目も種類によってずいぶん違いがあります。都市部などで主に問題となるのはマルカメムシで、越冬場所を求めて住居の中にまで侵入してきたり、洗濯物について室内に入り込んでしまったりするのです。せっかく洗濯したものが悪臭で洗い直しということにもなりかねません。また、集団で発生しやすいのもカメムシの困ったところで、家の中が臭いのであちこち探していたら、押し入れの壁にカメムシの大群がへばりついていたり、柱の隙間にびっしりとカメムシが入り込んでいたという話も聞きます。このマルカメムシは、カナブンを小さく丸くしたような形と暗褐色が特徴ですが、主に山間部に生息するクサギカメムシは、ツヤのない黒に近い褐色の体で、どちらかというとカミキリムシを小さくしたような感じです。このクサギカメムシも家の中に入り込んで悪臭を放つので嫌われやすい虫になります。家の中に入り込んでしまったカメムシは、スプレー式の殺虫剤で駆除を行います。室内でカメムシが大量発生した場合には、スプレー式では大変なので、燻煙式の駆除剤を使うのがおすすめです。また、カメムシの多い地方や季節には、洗濯ものにカメムシが付着していないかをよく確認してから室内に取り込み、取り込んでからカメムシが付いていることに気が付いたらそっと外に放つようにしましょう。激しく振り払ったりすると悪臭を発して洗濯物が臭くなってしまいます。カメムシは、室内にいるだけで臭くなることもあるので、できるだけ室内に入り込ませないような予防措置を取ることが大切。カメムシ除けの薬品を水で薄めて外壁にかけ、侵入しやすい通気口などにはスプレーをしておくなど、カメムシが寄り付きにくい家にしておくことはかなり効果的です。

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