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ヘビ

日本には毒をもったヘビはほとんど生息していないので、毒による被害というのはそれほど心配することはありません。しかし、やはり間近に見ると気持ちのいいものではありませんし、住居に侵入してこられると困りますから、頻繁にヘビが家の周辺に出現する場合には駆除を行ってもいいかもしれません。

基本的に、毒のないヘビは自分から人に近づいてきて危害加えることはほとんどなく、人が近づくと逆に逃げていきます。また、肉食で虫や小動物を餌とするため、住宅地に生息している場合は害虫やネズミなどを食べてくれるなど、プラスになることの方が多いくらいです。そのため、よほど大量に発生してしまった場合やヘビが苦手という場合以外は追い払う程度で駆除まで行うことはあまりありません。近づいても逃げてないかない場合でも、水をかけるなどをすると逃げていきます。毒ヘビはほとんどいないとはいえ、全くいないわけではありませんし、ペットとして、飼っていた毒ヘビが逃げ出したケースがないともいえませんので、知らないヘビを素手で触るのは危険です。家の中や周辺にヘビが出ないようにしたい場合には、ヘビそのものを攻撃するよりもヘビの餌になりそうな害虫の駆除を行うべきでしょう。ネズミなどが住み着いていると、そのネズミを狙ってヘビが集まってくるので、まずはネズミの駆除を行います。また、ヘビが好みそうな草むらを作らないように草はこまめに刈り取ります。家に近づかないように、ヘビの忌避剤を置いておくのも有効です。日本に生息している毒ヘビとしては、マムシやハブ、ヤマカガシなどが有名ですが、これらは基本的に日本の中でも南のほうに多く見られるヘビです。毒を持つヘビは、持たないヘビのように近づくと逃げていくわけではなく、鎌首を上げて威嚇してきたりします。威嚇されたら、ヘビを刺激しないようにそっとその場を離れましょう。ヘビは意外と動きが速くて、これくらいなら大丈夫だろうと近づきすぎると、すごい速さで攻撃されることもあります。ヘビ用の駆除スプレーは、かなり噴射距離が長いものも多いので、駆除するときときには近づきすぎないように注意しましょう。

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